「neco-matter」はネコマターと読みます。
長生き猫の象徴でもある、妖怪・猫又にあやかっています。
また、英語で「matter」は「問題」「事柄」などを表します。
「猫問題」という意味も含めた造語です。
獣医療と食の進歩により、現在は15歳を超える高齢の猫がたくさんいます。
一方で、飼い主さんに先立たれてしまった猫、譲渡対象条件を満たさない猫など「飼い主のいない猫」が数多くいます。
そんな理由で動物愛護センターに持ち込まれる子たちがいます。
ずっと、信じていたのに…。
命のひとつひとつに背景や軌跡があります。
高齢猫や持病のある子にとって、新しい環境は辛いものかもしれません。
イノチの灯りが残り僅かの子もいるかもしれません。
だから、そんな子たちの「最後の家族」になりたい。
きちんとケアをし、安心して貰える環境で見守り、おうちねこ同様に
「幸せだった」と思って貰えるような「看取り」をすること。
「命」を大切にすることは「最期」も大事に向き合うこと。
それに、「最期」を大切に尊重するということは、
いまの「生きる」を大切にすることと同じことだと思っています。
「死」とは忌み嫌われがちですが、一生懸命生きてきた証そのもので、
それを尊重した「最期」だからこそ大切にしたいと思っています。
ただただ、安らかに虹の橋を渡って欲しいから。
そんな新しい特別な 「ずっとのおうち」を作ること。
それがneco-matterのミッションです。
現在、未だ施設がないため、
neco-matterとしては、主に看取りを含めた終末期のアドバイス他、
保護活動や、ひとのココロのケアなどもしています。
まだまだ、これからなneco-matterですが、どうぞ宜しくお願い致します。
2018年2月22日
neco-matter 近藤明美